@参加のいきさつ | 8月に1回目の参加をして、被災地を見て来たがその後「一本松が保存のために切られて保存作業中」などのニュースは見るものの、復旧状態などほとんど伝わってこない。前回少ない人たちでは有ったが交流してきたので、その後その方たちにまた会ってみたいと思い参加のタイミングを見ながら今回2回目を実行した。 |
A被災地の方々の思い | 被災地の方々の思いは変わらず、痛ましい惨事を忘れないでほしい、地元に帰えり避難場所の安全性を見極め、家族の逃げ場所を決めておくなど、被災地での教訓を生かしてほしいとの思いは皆さん言っておられた。 現在は復興とはまだ遠い状態が被災地の現状で、皆さん仮設住宅などでの不便な生活をされているが、我々と接していただく時には明るい笑顔で元気に接していただき我々が逆に救われた気持ちになった。 前回お会いし話をさせて頂いた方に再会しお元気な姿を見せて頂き少しは安心をしたが、まだまだ厳しい生活を考えると皆さんが安心して生活するには程遠い現実であり、今後どの程度先に元のように生活ができるのか、今では計り知れない気がした。 これを読まれた方々は、少しでも被災地の方々の思いを酌んで、皆さんの居住地でも起こらないと言い切れない惨事に際し如何にしたら生き延びることができるのか、日頃から避難場所などの下調べや安全性の確認など真剣に考えて頂きたいと願います。 |
B参加日程 | 2012年11月16日〜19日(夜行バス往復) |
C参加地域 | 岩手県陸前高田市 |
Dボランティア内容 | @農作業 Aまき割り、まき束作り B朝市での買い物で復興支援 C物産センター、栃ヶ沢ベース(商店)での買い物で復興支援などを行ったが、今回被災地の方々との触れ合いは買い物の時がすべてであったが、労働で支援することも必要だが、買い物を通じ被災地への貢献も大事な支援で有ると感じた。 |
E大震災の現状 (陸前高田市) |
語り部さんから頂いた資料の転載をする(前回と同じ内容) ●平成23年3月11日(金) 14時46分 マグニチュード9.0 震度6弱 ●総人口 24,246人(平成11年3月11日現在) ●総人口 20,795人(平成12年4月30日現在) ●死亡者数 1,762人(平成24年4月4日) ●行方不明者 234人(内死亡届受理数207人平成24年4月4日現在) ●市内での遺体発見数 1,550人(市民以外含む 平成24年2月29日現在) ●家屋倒壊数 3,368棟(全壊、大規模半壊、一部損壊含む平成24年1月31日現在) ●避難所数 84ヶ所(最大) ●避難所人数 10,143人 ●仮設住宅数 51ヶ所 ●仮設住宅戸数 2,168戸(現在) |
![]() ![]() 前回の写真(120804) 同場所から今回の写真(121117) |
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丘の上の赤い杭の高さまで津波が襲来し見渡す限り壊滅した町の丘からの眺めは前回は夏なので雑草で青々としているが、建築物などは全く増えておらず更地のままであった。しかし中央物産センター左側に中学校の仮設グラウンドができており、たまたま多くの生徒が野球、サッカー、テニスなどの部活をしている姿に接し、「あ〜良かったな」と言う気持ちになった。8月には殆ど子供たちを見なかったので、ようやく子供達にも運動ができる環境になったのかとほっとした一面であった。 |