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神仏霊場巡拝18日目(2012年9月7日)

京都西山界隈の神仏霊場をお参りした。家内が動ける日は金曜、日曜くらいしかないため、この日は時間が取れるので参る事にした。この3ヶ所は西国33ヶ所のお参りや西国49薬師のお参り時に以前巡拝をしているが、今回神仏霊場のお参りをすることにした。
善峰寺
善峰寺は西国33ヶ所第20番札所であり、西国巡拝時にお参りをした、平成15年のことで9年前になる。ここは松の寺と言われ「遊龍の松」という天然記念物の樹齢600年の立派な松がある。また桂昌院とゆかりが深く、桂昌院が再建した山門や、御手植えの樹齢300年のしだれ桜、もみじがある。桂昌院を祀るけいしょう殿や御廟がある。
桂昌院再建の山門 桂昌院御廟
桂昌院御手植えのしだれ桜樹齢300年 天然記念物遊龍の松樹齢600年
大原野神社

大原野神社の鎮座する南春日町付近は、山城地方でももっとも古くから開けた所で、一万年以前の友柄尖頭器などが神社の山の手から発見されている。桓武天皇が長岡京に都をうつされた時、鷹狩りを愛した天皇はしばし大原野のちに足を運んで、鷹を放たれた。このような催しに参加した藤原氏の人々もこの地の美しいのをめでて、氏神である奈良春日大社の分霊を遷し祀る事にした。これが当社の起こりであると由緒略記にある。

狛犬の代わりに雄鹿と雌鹿が 本殿風景
穴太寺(あなおうじ)
ここは西国三十三ヶ所の第21番霊場であり、2回目の巡拝も済ませているが、今回神仏霊場のお参りをした。1回目は平成15年、前回は平成22年のお参りなので7年ぶりとなる。神社や、お寺はいろいろな霊場に参加している為に目的がちがえば何回も同じ所へお参りすることになるが、それはそれで時期や生き方が違うと、また新しい発見がある。
今日はお参り客がない山門 山門から境内を望む
多宝塔前の百日紅 本堂を背景に
塀を2分した巨木 名前は分からず