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四国八十八個所巡拝4〜5日目
2010年10月5〜6日(曇り、晴れ)

2006年3月にスタートした四国88か所の巡拝はなかなか進まず、ようやく4年半で徳島県「発心の道場23ヶ寺が終わりました。スタートした後いろいろな変化がありなかなか四国への巡拝がかなわず、ようやくの思いです。今回は7ケ寺を1泊2日のバスツアーでした。比較的葉山の進行で宿には5時半ごろの到着でゆっくりできました。夕食後宿のオプションで「阿波踊り体験」に参加し楽しい1日を過ごせました。この体験では踊りに参加し見事第1位になり賞状を頂いて帰りました。お参りとは別の楽しみが出来た今回の巡拝でした。
費用:交通費19980円、御朱印5000円、その他5000円

第17番 井戸寺(いどじ)
ここ井戸寺のご本尊は、7体の薬師如来であり聖徳太子の作と伝わっている。
御本尊 七仏薬師如来
御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
開  基 天武天皇勅願
ご詠歌 面影を映してみれば井戸の水 結べば胸の垢や落ちなん
  
武家屋敷の門を移築したといわれる山門 本堂
7仏薬師如来(7体が祀られている) 左の写真のお薬師さんの左右に各3体ある
大師堂 弘法大師作と伝わる国宝11面観音がある

第20番 鶴林寺(かくりんじ)
徳島県内で焼山寺(しょうざんじ)に次ぐ難所と言われているが、バスツアーでは運転手さんのテクニックのおかげで、参拝者は楽をしてお参りができる。駐車場から少し歩き階段を上り本堂に至る。
御本尊 地蔵菩薩
御真言 おん かかかび さんまえい そわか
開  基 弘法大師
ご詠歌 しげりつる鶴の林をしるべにて 大師ぞいます地蔵帝釈
 
駐車場から山門を経てしばらく山道が 最後に階段が待つ本堂前
本堂前には2羽の鶴が向かい合っている ご本尊降臨の杉地蔵像、大師像がある

第21番 太龍寺(たいりゅうじ)
標高600mの山頂近くにある西の高野と呼ばれている太龍寺、麓からロープウエイで山頂まで登る。その後しばらく山道を進み階段を上り本堂へ向かう。少し曇りがちだあったが、ロープウエイや山上からの景色は格別であった。
御本尊 虚空蔵菩薩
御真言 のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まる ぼり そわか
開  基 弘法大師
ご詠歌 太龍の常にすむぞやげに岩屋 舎心聞持は守護のためなり
  
ロープウェイからの眺めは最高 最後の階段前でもっちゃん
階段途中にある山門 弘法大師作の虚空蔵菩薩がご本尊の本堂
拝殿、奥殿方式で配立された大師堂 持仏堂の天井に描かれた龍画。竹村松嶺画。

第18番 恩山寺(おんざんじ)
御本尊 薬師如来
御真言 おん ころころ まとうぎ そわか
開  基 行基
ご詠歌 子を産めるその父母の恩山寺 訪ひがたきことはあらじな
 
弘法大師御母公玉依御前ゆかりの寺 緩やかな階段を上り本堂に至る
行基菩薩が作った薬師如来が本尊 大師堂横には玉依御前が祀られる

第19番 立江寺(たつえじ)
御本尊 延命地蔵菩薩
御真言 おん かかかび さんまえい そわか
開  基 行基
ご詠歌 いつかさて西のすまいの我が立江 弘誓の舟に乗りて到らん
 
山道はごくわずかで境内に続く 行基作金の小像を体内に入れ本尊にした
どらの立派な下げ尾 本堂天井絵
大師堂 参道から見た多宝塔

第22番 平等寺(びょうどうじ)
本堂隅に木製の車が3台奉納されている、足が悪いが四国霊場を巡りたいと、この車の中で寝泊まりしてお参りを続けたとのこと。大正から昭和の初めごろにお参りした人が、ここまで来たときに歩けるようになり、奉納したという。
御本尊 薬師如来
御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
開  基 弘法大師
ご詠歌 平等にへだてのなきと聞く時は あら頼もしき仏とぞみる
 
駐車場からすぐ山門に至る 本堂下には大師像地蔵像が
本堂には立派な彫刻や、天井絵が 大師堂
左大師堂から本堂を望む境内風景 奉納された3台の車

第23番 薬王寺(やくおうじ)
今回の打ち終りの薬王寺、1泊であったが余裕の時間配分で1日目は17時30分宿到着、2日目は17時30分に自宅到着で1泊のツアーとしては楽な日程であった。また今回は宿のイベントで阿波踊り体験に参加して、本場の踊りを見た後、自由参加で踊り体験をしたが、見事1位になり賞状と優勝旗を頂いた。
御本尊 薬師如来
御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
開  基 行基
ご詠歌 皆人の病みぬる年の薬王寺 瑠璃の薬を与えまします
 
駐車場からほどなく山門に至る 珍しい相輪を持つ宝塔が目を引く
厄坂には厄落としのためにお賽銭が 本堂には薬師如来が祀られる
大師堂 大師堂の扁額は堂内に掲示されている
本場の阿波踊り 1位になってご満悦のもっちゃん
賞状 優勝旗


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