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四国八十八個所巡拝8〜9日目
2011年9月6〜7日(曇りのち雨、晴れ)

ようやく6回目がお参りできた。先月に引き続き高知県のお参りである。今回も1泊2日の旅となる、台風も過ぎ去りちょうど良い日になったせ、今回の台風の影響が各地に出ており、台風一過と喜んで羽織れない心境であった。
費用:旅費21980円、御朱印6000円、その他5000円

お参り順に掲載
第35番 清滝寺(きよたきじ)
境内に入るとまず大きな薬師如来の立像が迎えてくれる。個の薬師如来の台座には戒壇巡りがあるが、時間が取れず眺めるだけで退散した。
御本尊 厄除薬師如来
御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
開  基 行基
御詠歌 澄む水を汲めば心の清滝寺 波の花散る岩の羽衣
清滝寺境内大きな薬師如来像がある 本堂にお参り
大師堂にお参り 本堂右奥には小さな滝が流れる

第36番 青龍寺(しょうりゅうじ)
唐へ行った弘法大師は、帰国の時に東に向かい独鈷杵を投げた。「霊地へ飛ぶように」と念じられた独鈷杵を、弘法大師は巡錫中にこの地で発見した。そこで唐の青龍寺を模して建立したのが、ここと言われる。
御本尊 波切不動明王
御真言 のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん
開  基 弘法大師
御詠歌 わずかなる泉に住める青龍は 仏法守護の誓いとぞ聞く
40〜50段を上ると山門に至る 山門の前で、写していただく
さらに100段くらい上り本堂へ 本堂 ご本尊波切不動尊
弘法大師堂でお参りを済ます 境内に33観音石像が祀られる

第37番 岩本寺(いわもとじ)
行基菩薩が開基した。本堂は昭和53年11月に完成した。町中にあり明るい感じのお寺。本堂天井にはたくさんの絵が奉納されている。
御本尊 不動明王、観世音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩
御真言 のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん
      おん あろきゃ そわか
      おん あみりた ていせい からうん
      おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
      おん かかかび さんまえい そわか
開  基 行基
御詠歌 六つのちり五つの社あらわして 深き仁井田の神の楽しみ
山門を望む参道から バスで知り合った方に写して頂く
大師堂 5つのご本尊が祀られる
本堂の天井絵 弘法大師堂
大師堂の縁側下に木彫りの阿形 同じく木彫りの吽形

第34番 種間寺(たねまじ)
静かな田んぼの中に白壁に囲まれた種間寺が見える。弘法大師が、唐から持ち帰ったという五穀の種を蒔いた事が寺名の由来になったという。安産の薬師としても親交が深い。境内の子育て観音の周りにはそこが抜けたひしゃくが奉納されている。そこが抜けていることは通りがいいということで安産に通じているといわれている。
御本尊 薬師如来
御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
開  基 弘法大師
御詠歌 世の中に蒔ける五穀の種間寺 深き如来の大悲なりけり
参道からすぐ境内に入る 本堂 ご本尊薬師如来
安産に霊験あらたかな薬師如来 大師堂前にて
子育て観音は安産に霊験がある 底の抜けたひしゃくが奉納されている

第33番 雪蹊寺(せっけいじ)
太平洋に面した浦戸湾が近い。この湾を渡し船で渡った遍路も多いだろう。ここから少し入ったところに雪蹊寺がある。と解説本にある。
御本尊 薬師如来
御真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
開  基 弘法大師
御詠歌 旅の道うえしも今は高福寺 後の楽しみ有明の月
わづかの階段を登れば境内に 本堂 ご本尊薬師如来
大師堂 雪渓寺の前は雄大な太平洋

第32番 禅師峰寺(ぜんじぶじ)
峰寺として親しまれているのが禅師峰寺。本尊は海上安全に霊験があるという十一面観音で、船魂(ふなだま)観音とも言われている。と解説本にある。
御本尊 十一面観音
御真言 おんまか きゃろにきゃ そわか
開  基 弘法大師
御詠歌 静かなる我がみなもとの禅師峰寺 浮かぶ心は法の早船
参道入り口に立つ十一面観音 参道入り口少し登ると山門に至る
こじんまりとした山門 本堂 ご本尊十一面観音菩薩
弘法大師堂 山門下にある不動尊像自然石が光背に


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