洛陽三十三所観音巡拝について 聖地を目指して歩く巡礼は、四国八十八箇所霊場が有名だが、それに匹敵する人気を誇ったのが、観音霊場。この巡拝は平安時代末期に貴族から流行った。当初は決まりが無かったが、何時しか普門品の三十三にちなんだ数の聖地が畿内に定められた。これが「西国三十三箇所観音霊場」、この霊場は東は「濃州」(岐阜谷汲山)東は「播州」(兵庫県)と範囲が広大で、困難も多かった。そこで平安後期に後白河法皇が誰もが手軽に語利益を得られる霊場を発案した。都の中を巡拝する「洛陽三十三所観音霊場」だ。以降何度かの変遷を経て、幕末の混乱と明治の廃仏毀釈運動により途絶えてしまう。 (以上参考:「サライ 春暖特大号」2006年春版) 洛陽三十三所巡りを初めて知ったのは、平成17年2月12日北野天満宮をお参りし帰りの道すがら北野天満宮から鳥居を過ぎ今出川通りに出るまでに東向観音寺を見つけました、洛陽三十三箇所の第31番札所になっているが、現在霊場巡りは途絶えており本寺の住職、副住職が尽力され平成17年4月から札所巡拝が再開されることになっていました、この様なお話を聞きしたのが最初でした。 今では洛陽三十三所巡りのホームページも少しづつ掲載が増えて来ましたので、ぼちぼち本格的に巡拝を始めようかとこのページをまとめました、現在は洛陽三十三所巡りとして正式なご朱印は頂いていませんが、過去に霊場を巡った実績を掲載しました、正式巡拝時には差し替えをして行きます。 偶然にも再興に向けご尽力をされていた事務局の「北野東向観音寺」さんに巡り会え再興のお話をお聞き出来た事で、この霊場に興味を持ち始めました、その後再開されたご尽力に感謝すると共に正式に巡拝をする決意をしました。 詳しくは公式ホームページ「洛陽三十三所観音霊場」事務局の「北野東向観音寺」さんで確認ください 専用巡拝用 納経帳 各札所にて 定価 800円で販売 納経軸 東向観音寺特性(西陣織) 定価 23,000円 笈摺(おいずる) 東向観音寺にて販売 定価 1,300円 公式パンフレット 各札所にて 定価 100円 |