霊場一覧へ戻る

西国薬師49霊場巡り4日目(H19年7月2日)

札所 最近巡拝が出来なくなりましたが、今日は時間が取れたので昼前から近鉄電車で橿原神宮前駅で下車、まずは橿原神宮をお参りしごく近くにある第7番久米寺を巡拝しました。久米寺はもともと久米部氏の氏寺でしたが聖徳太子の弟君が7歳のとき、眼病を患い太子のすすめで、諸病ことごとく治す薬師如来に願をかけたところ、眼病が平癒。そこで、自ら来目皇子と称し、この地に金堂、講堂、鐘楼、経蔵、五重塔、大門などを造営されました。久米寺といえば久米仙人の話は欠かせません、神通飛行の術を修得。長寿を保ち、久米寺に百数十年間寄住したとされます。仙人は又衆生の中風と下の病を覗くため薬師に誓願を立て、自ら孟宗竹の箸を作りました。その竹箸を使うと中風や下の病にならずに長寿が得られると言い伝えられています。私も両方の母の分と夫婦三男の箸を買って帰りました、今では孟宗竹がなくなり南天の箸に変わっていました。
ご本尊 第7番久米寺 天得薬師瑠璃光如来 
ご詠歌 第7番久米寺 法の水 久米のみてらへ 流れ来て 濁るこころを す萬すもろ人
ご朱印
 
思い出  
小ぶりの仁王さんが居られます             本堂前で       
 
    本堂近景                   金刀毘羅宮     
 
多宝塔                    地蔵菩薩
 
  久米仙人像                多宝塔とアジサイ園