摂津国八十八箇所一覧へ戻る

摂津国八十八箇所巡拝7日目
2004年11月23日

札所番号 寺院名 ご本尊 所在地 巡拝方法
第10番 菅原山 寶珠院 大日如来 大阪市北区与力町 JR環状線

今日は大阪市内の宝珠院を巡拝しました、近くまで用事が有り午前中に仕事が終わり、そこから直ぐ南に宝珠院が有ります、JR環状線桜ノ宮を下車源八橋を渡り与力町公園を目指し10分ほどで付きます。公園からは南に50m角に有ります。この当たりは北区の寺町ですから沢山のお寺が有ります。ここは高野山開創に当たりしばしば浪速の地をお通りになっていた弘法大師が、浪速の地の繁栄を祈り建立された「如意珠院」が開基と伝わる、その後弘法大師の高弟である堅恵大徳が入山され、寺名を「天満寺寶珠院」と改称された。また菅原山と有るように菅原道真公もたびたび来詣されていました。

 
昭和20年の大阪大空襲で灰燼に帰しましたが、42年再建復興されました、本堂には戦火を
免れた聖観音や鎌倉期の仏像がまつられています。
 
門には梅のご紋本堂には天満宮時の額が掲げて有ります、菅原道真公との結びつきの深さが
伺えます、ここから南へ500m程で大阪天満宮が有ります。
 
境内には天満宮、油かけ不動の祠も有り私たちがいている間にもお参りは何人も来ていました。
 
延命地蔵、水かけ不動尊、聖天堂、稲荷社などが立ち並んでいます。
 
戦災前の建物に使われていたと思われる鬼瓦が境内の庭に配置されていました、その中の一つは
彩色が施されておりこの様な瓦が使われたお寺を見たいと思いました。
 
帰りは帝国ホテルを突き向けて大川(旧淀川)沿いを歩いて紅葉を見ながら帰りました、途中で
ボートの練習をしている人が沢山いました、今頃が暑くも無く寒くも無く丁度良いのでしょう。

摂津国八十八箇所一覧へ戻る