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摂津国八十八箇所巡拝10日目
2005年3月12日

札所番号 寺院名 ご本尊 所在地 巡拝方法
第 4番 如意山 了徳院 準胝観世音菩薩 大阪市福島区鷺洲 JR環状線
第 5番 摩尼山 持明院 厄除弘法大師 大阪市福島区鷺洲 JR環状線

10日目は本年最初の巡拝になりました、今日は家内に誘われてコンサート「小林研一郎 炎の響演を聞きにABCシンフォニーホール(福島区)に行く事になりました、ここには第4番、5番の2ケ寺院が有るので、巡拝して行く事にしました、今日の目的にもう一つここ福島区は松下電器の創業の地でこの地に「創業の地記念碑」が出来たのでそれも見に行く事にしました、それぞれの内容はリンクしていますのでそこから見てください。第4番了徳院は「福島聖天さん」と言われ親しまれてきました、創建は洪水のために古い記録が失われ不明だが元文元年(1736)高野山から来た宥意上人が再建中興したと伝えられている。境内には沢山のお堂が有る。第5番持明院は了徳院西側数分のところに有りこじんまりとしたお寺です、境内右手には「四国88箇所の石仏」がまつられています、戦災にあい黒く焦げた様になった物もあります、創建は大正4年(1915)と新しい寺院です。

 
歓喜天の鳥居の奥に山門が有ります、本堂に祀られてている本尊は歓喜天(11面観世音菩薩像です)
 
山門を通れば歓喜天の石碑が見えます、屋根下には子持ち龍の彫刻が有り府の文化財になっています
 
本堂と横手に有る水手向け不動尊
 
境内には古めかしい道標が有り昔の街道沿いだったようです、中央の「よなおし地蔵」は昭和62年に
梅田にしに有る旧国鉄貨物操作場跡で再開発工事中に発掘された享保3年(1718)製地蔵尊です
 
第5番持明院は大正4年創建ですが、戦災で全焼し戦後再建され表向きは新しいつくりです
 
本堂と本尊厄除弘法大師の石柱、作者は判らないが江戸時代初期の作で、総高5尺2寸の木造坐像
 
境内に有る安産祈願の石仏、四国88箇所本尊の石仏が有ります、戦災に遭ったが現存しています
 
お不動さんも戦災に遭われた様で黒く焦げていました、境内にひっそりと咲いていた蝋梅です

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